Fiat 500 1.4 トランスミッションギアオイルの交換
中古で車を買うと、ちゃんとオイル交換されてるか気になりますよね。エンジンオイルはオイルゲージが付いてますし、エンジンオイルキャップを開ければオイルの状況がある程度わかるんですけど、トランスミッションのギアオイルの状況は簡単に確認する方法がなくて、気になる場合はとりあえず交換してみる、という感じになってしまいます。ギアオイルはMT車もデュアロジック車も数年単位で定期的な交換をした方がよいかと思います。さて、Fiat 500 1.4 Sportなんですけども、シフトギアの入りが軽すぎて、もしかしたらオイル量が少ないんかな、とか気になってしまったので、交換してみることにしました。
まずはギアオイルを調達する必要があるんですけども、必ずオイルのグレードをオーナーズマニュアル等で確認しましょう。Fiat 500 1.4 Sport 2008は75W-85が指定されてたので、探して買いました。量なんですけども、結果から言うと2L程度が必要でしたけども、5Lを買ってたので全然問題なかったです。なお、New Ypsilon 0.9 Twinair 2011は1.5L程度がギアオイル交換に必要で、グレードは75Wが指定されています。
フィアット、ランチア、アルファロメオのFF車種は基本的にエンジンとギアボックスが同じように配置されているので、ギアオイル交換方法も同じような感じです。フィラーのプラグを外して、ドレーンプラグを外して古いギアオイルを抜いて、ドレーンプラグを締めてフィラーから新しいギアオイルを注ぐ、という流れです。ただ、トランスミッションのギアオイル用ドレーンプラグはトランスミッションの奥の下側に合って、車体下から作業するしか方法がないのです。その為に車体をジャッキアップかカーランプでリフトアップしてから、安全を確認して作業を開始します。
Fiat 500 1.4や0.9Twinairの車体はエンジンのアンダーカバーが付いていて、6本のM6ボルトで固定されてます。これらのボルト頭のサイズは10㎜で、適当な工具を使って外します。車体奥側の2本のボルトは錆が特にひどいので、取外しは電動工具ではなくて手作業で進めるのがいいかと思います。ちなみにうちの1.4 Sportは過去の作業時に電動工具を使ったのか、その奥の2本が折れてしまったようで、タッピングスクリューがねじ込んでありました。。。面倒なんですが、折れて残ってるボルトを電動ドリルで除去して、タップでねじ穴を修復しました。この6本のボルトの良い代替ステンレスボルトを見つけたので、またL.SPARESで販売しようと考えています。話がそれましたが、とにかくアンダーカバーを外してトランスミッション下部を見ると、トランスミッションサポート近くにドレーンプラグ(下の画像の真ん中の上らへん)が見つかります。ちなみに画像の上側は車体前側です。

フィラープラグはトランスミッション前側の側面(下の画像の真ん中より少し左側で少し下の方)にあります。フィラープラグは簡単に見つけられると思いますが、ドレーンプラグは車体下奥まで顔を突っ込まないと見えないと思いますが、手を伸ばして手探りで見つかるかと思います。

フィラープラグは12㎜の六角レンチで外すのですが、たぶん結構固くしまってるので、六角のソケット+ラチェットで緩めて外すのがいいと思います。次にドレーンプラグを外すのですが、まずはオイルドレーンパンを用意しましょう。長めの8mm六角レンチでドレーンプラグを緩めて取り外せるかと思います。手袋をしつつ、ドレーンプラグが外れそうな手前で後は手でプラグを押しつけながら緩めて、プラグのねじが完全に外れたら、プラグを持ちながらさっと一気に手をのけるとオイル汚れを最小限にできるかと思います。後はギアオイルがオイルドレーンパンへ排出されていくのを待ってゆっくりしましょう。
ギアオイルがほぼ排出されたら、まずはドレーンプラグを締めましょう。六角レンチで頑張って締めるくらいで全然問題ないかと思います。ラチェット等で締めると過剰締付けトルクになるかもなので、気を付けましょう。次にエンジンルーム上から適当な耐油ホースをフィラーへ通して入れて、ホース上端には漏斗を差し込んで、それから新しいギアオイルを注入していきます。


Fiat500、パンダ、イプシロン等は大体同じサイズのギアボックスを使ってるかと思うのですが、それらの車種はたぶん1.5L弱くらいを最初気にせず注ぎ込んでよいかと思います。どれくらい入れるか、ということなんですが、フィラーから注いだギアオイルがあふれ出たところでストップします。ですので、ある程度注ぎ込んだ後は、漏斗にギアオイルを入れながら下を覗き込む、を繰り返します。あふれ出た後はフィラープラグを締めこんで、ギアオイル漏れが無いこと確認してから、アンダーカバーを取り付けておしまいです!
今回、排出したギアオイルは結構黒くて、ギアオイル交換後は油が入ってる!ってシフトギアの感触になったので、替えておいてよかったなって思いました!ギアオイルは結構癖のある匂いなので、手袋を付けての作業がおすすめです。
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